私の夏の風物詩、水だし緑茶

じっとりとした熱風に吹かれながらアスファルトを歩く。暑い。汗は出るし、喉が渇く。

長いようで短い買い物の旅から帰宅。部屋のエアコンをつけ、涼しくなるのを待つ。

私がこんな暑い時期に欠かせないのが水だし緑茶である。

元々安くてたくさんできる麦茶派であった。

ただ、水だし緑茶に出会った時の感動は今でも忘れない。

あれも暑い時期だった。とある旅行先のお茶専門店で試飲させてもらった水だし緑茶。

その時の私にとって、緑茶は急須を使ってお湯を入れて飲むものだった。

渡された緑茶は知っている緑茶より少し色が薄くて、何より冷たい。

美味しいのかこれ、と疑問に思いながら口にいれた。

すると、火照った身体に染みる冷たさ、そして濃すぎず、すっきりした後味。

こんなに飲みやすい緑茶は初めてだった。

即効でお財布の紐が緩んだのは言うまでもない。

そして初めてお高めの緑茶パックを買った。

冷えた水をお茶用のボトルに入れて冷蔵庫へ。

しばらく待つ。

できたのは試飲したお茶と同じ薄い緑のお茶。

香りは控えめ。ただ、それ以上に後味のすっきりさの虜になった。

それから私の家の冷蔵庫にはいつも水だし緑茶がスタンバイしている。

何本もペットボトルを買うくらいなら、少しお高めのお茶パックを買ってもいいだろう。

そんな感じでいろんな緑茶パックを試している。暑くて苦手な夏が少しだけ楽しめる秘密だ。

お気に入りの緑茶パックがどんどん値上がりしていることには、目を背けた。

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