9に変わるとき、「私」を知る季節

月の数字が9に変わる。まだまだ暑い日もあるが、秋に入ったなと感じる。

まだ半袖でも過ごすことができる暑さ。しかし、なんとなく夏服は着にくく感じる。

そこで私は秋の衣替え。それは上着を出すこと。私にとっての衣替えとは、重ね着の解禁だ。

たとえ半袖、長ズボンを着ていても、上に黒色のロングシャツやベージュのカーディガンを羽織る。

これで暑さの調整もでき、秋っぽさも感じられる。

おしゃれとは無縁な雑な思考かもしれない。

しかし、ここ数年、私の秋の衣替えはこんな感じなのだ。

そして衣替えと同時に行うこと。それは服の断捨離だ。

春夏の衣替えで出した服の中から、そのシーズン着なかったものを探す。

秋のこの夏服+上着の期間で使用しなかったものは捨てる。

発掘されるような、忘れていた服は来年も忘れそうな気がするからだ。

もちろん捨てるのが惜しいこともある。

そんな時はまず部屋着で着る。部屋着だが普通に手持ちとコーディネート。

準備OK。姿見チェック入ります。そして「今の私」が評価する。

その服は私に合っているか。
手持ちと組みあわせられるか。
毛玉はできていないか。
そして、何より、その服を好きだと思えるか。

チェックが多ければ保留。ダメなら捨てる。

これが衣替えの時期のルーティンだ。

この私だけのファッションショーをすると面白い。

昔は好きだと感じたデザインや色が、今の私には似合わない、若すぎる、と感じることがある。

年齢にあった服を着たいと感じるようになったのか。

おしゃれには遠くても、自分に合う服を着たいと感じるのだ。

こう感じるようになるのが、1年後だったり5年後だったりする。服によって違う。

こういった自分の感性の変化を感じられることも楽しい。

だからこそ、実はこの衣替えが楽しみでもあるのだ。

減らした分、増やすスペースができ、「今の私」が好きな服を買う。そして、またクローゼットやタンスが新しい顔ぶれになる。

色がシックになるのだろうか。それとも少しだけお高めの服を買うのだろうか。

次に衣替えするとき、私は何を選ぶのか。

そして、できれば今よりもう少しおしゃれにも目覚めていてほしい。

服に残る記憶をたどり、思い出すのだろう。きっと「今の私」を見て「来年の私」が笑うのだ。

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